第3回 Cloud Foundry輪読会で発表した。 / そしてPaaSについて思うこと。

この記事はCloud Foundry jp Advent Calendar 2011の19日目です。ちなみに3周目です。。
前日は@r_takaishiさんのCloudFoundryは新規アプリケーションのデプロイ時に何をしているのか(和訳)でした。
明日は@y_wakaiさんの予定です。

12/15に某田町のビルで行われた第3回 Cloud Foundry輪読会で、dev_setupを利用した Cloud Foundry マルチノードセットアップという題でしゃべりました。

参加者20人のうち、dev_setup(Chef)を利用したことのある人が4〜5人だったので、スライドp.6の分岐は「Noが多い」の方に。後半がいつも通り駆け足になってしまったので、話の肝であるp.17〜20はまた別の機会に話したい&意見交換したいなぁと思います。

  • テストを読みたい(各コンポーネントのフォルダにあるunit & functional testと、testsフォルダにあるcucumberで書かれたintegration test共に)
  • LTしたい
  • 初心者セッションしたい

といったあたりが質疑と懇親会で挙がったので次回以降やりたいところ。各言語の定番アプリのカタログ化もあると便利かも。

そしてPaaSについて思うこと。

わずか8人で回したAdvent Calendarも、この3周目で自分の分はラストということで、最後にPaaSについて思うことを箇条書きポエムとして残しておきたいと思います。

  • Railsを使う自分にとっては、Herokuの登場後、プライベートの開発がとても楽になった
  • 2011年はAddonも増え、仕事の開発環境よりプライベートの開発環境の方が良い、という逆転現象が起きた
  • ハードウェア故障の対応、年2回の停電への対応、ミドルウェア以下のセキュリティチェックへの対応、各種の申請が不要。ヘブン状態
  • サービス開発に専念できる。集中の目標(byドラッカー)が立てられる
  • プライベートの開発環境の方が良いのは、PaaSだけの問題ではなくて、効率でメールを凌駕するグループウェアが利用可能なことも大きいかも
  • 2012年もこの流れは変わらない
  • 生存戦略を考えた場合、仕事の開発環境をプライベートの開発環境まで引き上げないとやばい
  • しかし、顧客情報などをPaaS上に置くことは(少なくとも今いる会社には)不可能
  • そこで社内でも構築できるCloud Foundry