DevSumi2013で発表した。

今回の発表の振り返りは、2/22の10th granpark.rbでやります。
もし興味があればぜひ参加してね!特に同じビル・会社の人たち!!

東京Ruby会議10で、大学の同級生だったことを卒業後のRailsTokyoで知ったという縁を持つ@netwillnetさんが、みんなもっとブログを書くべきという発表をしていて、その内容に共感したので久しぶりに書きます。

DevSumi 2013の2日目に、OSSで作る!クラウドサービス開発戦記 -Cloudn PaaSの挑戦-というタイトルで発表してきました。

45分の持ち時間のうち、自分は前半の35分でした。残りは同僚の@kumautaさんでした。

発表内容について

Cloudn PaaSというサービスの開発を成功させるための、この1年の試行錯誤とその効果が内容です。スライドとtogetterを合わせてみるとだいたいの雰囲気はわかると思います。
プロジェクト運営やプロセス改善がメインの内容で、技術的な話は3割ぐらいと少なめです。これは、DevSumiの参加層をDevSumiの中の人である@kohseiさんにお聞きした上で決めました。

この発表における個人的な目標は、以下の2つでした。

  1. Cloudn PaaSのこの1年ちょっとの開発を総括する内容にすること
  2. 自分たちのやり方が良いか悪いか、意見をもらえる内容にすること

後者の目標は、チームメンバから何回か、「このPJにいて楽しい」という話を聞いていたので少しは自信があるのですが、同時に、うまくプロジェクトを進められない限界を感じていたり、@ryuzeeさんのScrumの部分適用はダメという記事を見たりしていて、周りからはどう見えるのか、それを聞きたかったために存在します。

大事なのは、別にアジャイルやScrumを導入しようとしたわけではなくて、いいなと思ったやり方や、結果的にうまくいったやり方が、たまたまアジャイルやScrumであったことだと思っています。(なのでScrumの部分適応になるのは仕方ない、のかなぁ??ちなみに、最近プロジェクトで、「アジャイルって結局なんなんすか?」っていじめられたりwして自分でもよくわかんなくなってきたので、このスライドには「アジャイル」という単語は入っていません。アジャイルサムライにも、「アジャイルであるかどうかなんて、どうでもいいんだ」って書いてあるし、そうだと思うし!)

感謝1、コミュニティの先輩や仲間たちへ

ここから怒涛の感謝コーナーです。
まずはYokohama.rbのメンバを中心とした、コミュニティの仲間たちへ。

  1. 本番前、本番とTwitter上などで盛り上げてくれたこと
  2. 本番に、実際に来てくれたこと
  3. 終わったあと、どこが良かった、悪かったと指摘してくれたこと
  4. 他で質の高い発表をしていて、スライド作りのモチベーションをくれたこと

どれも本当にありがたかった!お前らありがとう。
中でも4.はすごい重要で、わざわざ来てくれている、かつ、Yokohama.rb Tシャツを着てプレゼンするのに、下手な販促セッションをやったら2度と正面から顔合わせられない、というのはすごい良いプレッシャーになりました。

あと重要なのは、日本で一番Cloud Foundryに詳しい@yssk22さんに指摘されるまで愚かにも気付いていなかったんですが、「コミュニティのみんなは、タイトルや発表内容が評価されて発表の機会を得た」のに対し、「今回の自分は、会社がお金を払ったから発表の機会を得た」という事実。この認識をごまかしたら生涯地を這う感じする。超重要。
次はどこかのRuby会議で技術的なことを話したい。技術あんまりないけど。

それから、1年前にScrumの練習を快く引き受けてくれた@nawotoさん、写真の使用を快諾いただいた@koichirooさん、おかげさまでなんとか発表を完走することができました、ありがとうございました。
@nawotoさんには発表報告のあと、Scrum Boot Camp The Bookにサインももらいました。やった!

本の内容は、取り上げられている事例があるあるで、とても良いと思います。まだ漫画の部分しか読んでいないけど…。キミちゃんかわいい。


感謝2、DevSumiスタッフへ

次に、DevSumiスタッフの方々へ。
いやもう、このような機会をいただけて本当にありがたかったです。特に翔泳社の岩切(@kohsei)さん、白羽さんには、発表者やタイトルの変更への対応だけでなく、経験に裏打ちされたたくさんのアドバイスをいただきました。

自分がDevSumiに初めて参加したのは2010年で、当時はこの人たちすげーなーと思うだけで、まさか3年後に話す方になるとはぜんぜんまったく予想していなかったのですが、それが実現したのは、その間DevSumiを継続したDevSumiスタッフの方々のおかげです。

感謝3、Cloudn PaaSの開発メンバーへ

最後に、Cloudn PaaSの開発メンバーへ。
今回の発表は、話したのは自分ですが、内容は完全に僕ら開発チームの発表です。

土日に怪しげな勉強会に行って影響受けてきた奴が「これとりあえずやってみようぜー」って言っているのを相手してくれて、ありがとう。まぁ、そういうメンバーを集めたんだけどね!( ̄ー ̄)ニヤリ でも想像以上にうまくいったのはお前らのおかげです。

メンバーそれぞれへの感謝は、また別の節目が来たら書きたいと思います。

反省会は週末の10th granpark.rbでやるよ!
こういう開発、もっと流行るといいよな